【こんなところに…!】困った大人ニキビの原因とは?

頬や顎など、顔の目立つところにニキビができたことはありませんか?
マスクを常につけている時代とはいえ、食事などで外す瞬間もあると思います。
せっかくの楽しいお出かけでも、ふとした瞬間に思い出して気になってしまいますよね。
今回は成人してからできる「大人ニキビ」について、原因と普段の生活でできる予防法をご紹介します。
目次
・ニキビができる理由
・大人ニキビとは
・原因と対処法
ー原因①
ー原因②
ー原因③
ー原因④
ー原因⑤
・場所別の意味
・ニキビの色
・スキンケア方法
・さいごに
【ニキビってどうしてできるの?】
はじめに、ニキビとは毛穴の詰まりや皮脂の過剰分泌によってできるものです。
みなさんは肌のターンオーバーとういうものを知っていますでしょうか。
簡単にいうと肌の古い角質を剥がし、新しい皮膚にしてくれることです。
このターンオーバーが行われると、皮脂が毛穴から汗と一緒に外へ出されます。
ですが、うまくいかないと皮脂が詰まったり、それが炎症を起こすなどしてニキビになります。
ターンオーバーが乱れる原因は、後ほど記述しています。
【大人ニキビとはなにか】

それでは、大人ニキビとはどういったものでしょうか。
これは生活習慣の乱れやストレス、乾燥など様々な要因からできるニキビのことをいいます。
学生時代にできた「思春期ニキビ」とは少し違います。
思春期ニキビは成長期特有のホルモンバランスの変化でできるもので、思春期が終了すると自然と改善する傾向があります。
反対に大人ニキビは発生する要因がたくさんあり、思春期ニキビができなかった人も大人ニキビはできちゃう場合も!
また、治ったと思っても繰り返しできてしまうのが厄介なところです。
顎まわりやフェイスラインなどの顔の下部分にできることが多いのが特徴でもあります。
まだまだ外では基本マスク生活とはいえ、良くは思えませんよね。
【大人ニキビの原因と対処法】
ここでは具体的な原因と、対処法をお話していきます。
当てはまる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
原因①生活習慣の乱れ
睡眠時間がなかなかとれない、仕事や家事育児で疲れが溜まっていることはありませんか?
十分な睡眠時間をとれていないと、ターンオーバーが乱れてニキビができてしまう原因になります。
そんな状態でメイクも落とさず眠ってしまった日には…翌朝の後悔がとんでもありませんよね。
<対処法>
次の日の自分を少しでも楽に、キレイにしてあげられるよう、
疲れているときは無理をせず十分な休息をとりましょう。
湯船にゆっくりとつかったり、スマートフォンなどはお休みして頭を休ませてあげたりしましょう。
原因②食生活の乱れ
たまに食べるジャンクフードはとても美味しいですよね。
でも、毎日脂っこい物を食べていたら健康面でも美容面でも良くないことは知っています。
油分の多い肌や敏感肌はニキビに影響されやすいのです…!
<対処法>
バランスのいい食事を毎回意識するのは難しいかもしれませんが、
サラダは絶対食べる!など少しずつ取り入れていきましょう。
もちろん、良い肌の環境を維持するためにビタミンやミネラルを程よく摂取することも重要です。
原因③乾燥
今の季節、特にお肌は乾燥します。カサカサする上ニキビなんてできたら…
「そういえば、この時期によくニキビができるな」という方は乾燥が原因かも。
<対処法>
しっかり外側を保湿することも大事ですが、体の中から水分をとることも重要なのです!
喉が渇いたときには少し遅いくらいで、目安の時間を決めて水を飲むなど、こまめに水分を摂取し
お肌に潤いを与えましょう。
原因④ホルモンバランスの乱れ
女性の場合は月経前や更年期後に女性ホルモンが減るため、ホルモンバランスが乱れがちになり、ニキビができてしまいます。
ただでさえイライラしてしまうのに、ニキビもできてほしくはないものです。
<対処法>
「なんだかイライラしてしまう」
そんな時はリフレッシュをしましょう。
暖かければ外を散歩したり、好きなだけ自分の趣味に没頭したりして、ストレスをため込まないよう にしましょう。
食事で体の中からホルモンバランスを整えるには、お肉や大豆製品、海藻類がおすすめです。
原因⑤外的要因
紫外線やほこり、ちりなどの汚れが皮膚につき、毛穴がふさがれます。
そのため細菌が繁殖しニキビが出てしまう原因になります。
<対処法>
しっかり洗顔をして汚れを落とし、曇りに日でも日焼け止めを塗るなど対策しましょう。
毛穴のつまりを落としてくれる洗顔料なども、お肌に合えば使用してみるのもいいかもしれません。
【ニキビができる場所によって意味がある?】

ニキビは場所によってできる理由があるんです!
顎周りやフェイスラインにできやすいとお話しましたが、そこ以外にもニキビはできますよね。
いつも同じところにできる人や、違う場所にできてしまう人もいるかと思います。
だからここにニキビができたんだ!と予防ケアの参考になるかもしれません。
|おでこ・額・眉間
前髪が当たる刺激やシャンプーのすすぎ残し、皮脂の分泌が原因でできてしまいます。
ニキビができた箇所に前髪が当たると悪化してしまう可能性があるので、気を付けましょう。
|頬
乾燥やメイクの詰まりなどが原因となります。
ニキビができることが多い場合、メイクが合わないのかもということもあります。
|鼻
鼻もメイク詰まりが起きやすく、ニキビができやすい場所となります。
また、皮脂の分泌が多いのも原因としてあげられます。
|口・顎周り
免疫力の低下や胃腸が弱っている、調子が悪いというときにできやすくなります。
|フェイスライン
乾燥や髪が当たる刺激、クレンジングのすすぎ残しなどが原因となります。
以上、場所によってできる意味が分かれば予防も対処もしやすくなりますね!
私は進行形で眉間にニキビができてしまったので、前髪を短くしました!
【ニキビの色はみんな同じ?】

ここまでニキビができてしまう原因と対処法をお話してきましたが、
ニキビにも状態によって色があることはご存じでしょうか?
こちらもご紹介していきます!
〇白色(白ニキビ)
皮脂や角質が詰まってしまっている状態で、炎症が始まる前の初期段階です。
つぶさないよう、触らないよう注意です!
〇黒色(黒ニキビ)
白ニキビの次の段階のニキビ。
炎症はまだ起きていませんが、白ニキビを放置することにより、
空気中の酸素によって酸化され、黒くなるそうです。
〇赤色(赤ニキビ)
黒色ニキビから進み、菌が繁殖し炎症が強く起こった状態です。
腫れてしまい痛むことがあります。
〇黄色(黄色ニキビ)
赤ニキビからさらに進んだ状態です。
膿が溜まって、ひどいときにはかゆみを伴うことも…
痛んだりかゆくなったりするのは嫌ですよね…
そうなってしまった場合は、早めに医師に相談しましょう。
【スキンケアを意識してみよう!】

そんなニキビをつくらせないために、普段のスキンケアを意識してみましょう。
自分に合った方法をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、
いつものスキンケアに、ぜひ取り入れてみてくださいね。
◆洗顔をしっかりする
ゴシゴシとこするのはNG。皮膚が傷ついてしまいます。
ぬるま湯で優しく流してあげましょう。
メイクや日焼け止めなども、しっかり落としましょう。
◆たっぷりの化粧水
乾燥がニキビの原因にもなると紹介しました。
外から肌に水分を与えるには、洗顔後たっぷりの化粧水で潤わせることです。
<Point>
化粧水はコットンより手で塗布したほうが◎
手で包み込むようにすると、お肌に摩擦がなく傷がつきにくいです。
◆乳液で保湿
化粧水でしっかり水分を取った後は、それを逃がさないように乳液で保湿しましょう。
<Point>
乳液は伸びがいいため、コットンでも◎
顔全体にむらなく塗布できるので、おすすめです。
【いつまでも羨ましがられるキレイ肌へ】
身についてしまった習慣を変えることはあまり簡単なことではありません。
ついつい、「まあいっか」とおろそかにしてしまいがちです。
そんな中、いつまでも「肌きれいだね」「スキンケアは何をしているの?」と
聞かれ続けるよう、普段の生活をちょっとだけ、意識していきましょう。