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【いつから始まる?更年期とは違うの?】プレ更年期とは

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4月も中盤になり、過ごしやすい日々が増えてきました。
みなさんは日々を笑顔で過ごせていますでしょうか。

私は天気のいい日は気分もよく元気なのですが、気候に関係なくどんよりした気分で過ごしている方はいませんか?

理由は特にないけど、なんだか不安になっていたり、イライラしてしまっていたり。

今回はそんなお悩みを持つ方へ、「プレ更年期」のお話をしていきます
更年期との違いや、日常の不安定感などにスポットを当てていきます。

年を重ねる毎にメンタル面やフィジカル面での変化や悩みが大きくなった方は、ぜひご覧ください。

目次
・更年期
・プレ更年期とは
・症状
・原因
・対策や過ごし方
・さいごに

【更年期について】

更年期を知っている方は多いと思います。

更年期とは女性の場合、閉経前後の5年間の期間を指すとされています。
一般的に女性が閉経を迎えるのは、50歳前後とされているため、更年期期間は40代後半から50代前半に当たります。
上記期間は個人差があるため、必ずしも当てはまるとは限りません。

更年期には女性ホルモンの減少や自律神経の乱れが引き起こす、様々な症状があります。

フィジカル面

・筋肉や関節の衰え
・ホットフラッシュ(のぼせ、ほてり)
・下痢、便秘
・のどの渇きやドライアイ
・尿漏れ、頻尿 etc…

メンタル面

・イライラ感
・不安感
・不眠症状
・疲労感
・集中力、記憶力低下 etc…

などなど、日常生活にも影響が出てしまうような症状も現れる場合があります。

【プレ更年期について】

それでは、プレ更年期とはどのようなものなのでしょうか。

更年期の年齢や期間には個人差があるとお話しましたが、「まだ更年期の年齢ではないはず。。。」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

閉経はしていないけど、イライラ感などのメンタル面の不安定さ、疲れやすくなってきたなどのフィジカル面の変化。
年齢とともに体や精神的な変化を感じ始めているあなたは、「プレ更年期」かもしれません

プレ更年期とは30代後半から40代前半の時期に変化が現れることを呼びます。
更年期の期間に入る前に、この時期からだるさ、ほてり、めまいなどの症状が現れる人もいます。

症状が似たようなものなので、区別が難しいかもしれません。
月経が周期的に来ているかを確認するか、産婦人科を受診するのがいいかもしれません。

年齢によって症状が似ていても、呼び方が違うのですね。

【プレ更年期の症状】

更年期と似たような症状とお話しましたが、プレ更年期の特徴としては下記があげられます。

不規則な月経

プレ更年期の特徴の1つとして、月経周期が不規則になることがあります。
周期が短くなる、長くなる、そして出血量が増減するようです。

心と体の不調

更年期でも同じような症状はありますが、プレ更年期で初めて感じる方もいるのではないでしょうか。
20代の時には何もなかったのにな。。。と戸惑うかもしれません。

・やる気が出ない
・寝つきが悪くなった
・集中力が低下した気がする
・体力がすぐになくなる

など、心と体のバランスがうまく取れなくなってしまいます。

日頃から当てはまる症状がある方は、プレ更年期かもしれません。

【原因】

プレ更年期になってしまう原因は何なのでしょうか。

体調や心理的に変化を感じると、今までの生活習慣や何かが悪かったのかなと考えてしまうかもしれません。
ですが、更年期やプレ更年期は女性が自然に経験する過程であり、特定の原因があるわけではありません
前述しましたが、女性ホルモンの分泌量が変動することが主な要因とされています。

症状の出現や程度は個人差がありますが、現れやすくなる要因はいくつかあります。

遺伝的要因

家族に更年期の症状が強い人がいる場合、遺伝的な要因があることもあります。

生活習慣

喫煙や過度なアルコールの摂取、運動不足やストレスなど不規則な生活習慣は症状を悪化させてしまうかもしれません。

体質

持病がある方など、体質によっても症状が強く出ることもあります。

体重の変化

急激な体重の変化はホルモンバランスに影響を与えてしまうため、症状が現れやすくなります。

外的環境要因

ストレスや睡眠不足などの外的要因も、症状を悪化させてしまう恐れがあります。

これらの要因により、プレ更年期の症状が早く現れたり、症状が強くなることがあります。
健康的な生活習慣を心掛けることで、プレ更年期の症状を緩和することができるかもしれません。

【対策や過ごし方】

症状を悪化させないためのおすすめの対策と、プレ更年期や更年期に突入した際の過ごし方をご紹介します。

対策

■健康的な食事
バランスの良い食事を摂ることを意識してみましょう。
特に大豆イソフラボンが含まれる豆腐、納豆やビタミンD、ビタミンEはホルモンバランスを整えてくれる働きをしてくれます。

逆に甘い物やカフェインの過剰摂取は避けていきましょう。

■適度な運動
適度な運動は体力や免疫力の向上だけでなく、ストレス緩和にもつながります。
激しい動きではなく、ウォーキングやヨガなどがおすすめです。
以下記事も参考にしてみてください。

■リフレッシュ
ストレスが多くなると、心身ともに不調が現れてしまいます。
毎日忙しく過ごしている中でも、一息つける時間や趣味の時間を作りましょう
長時間の外出が難しくても、太陽光を浴びると気持ちがいいですよ。

過ごし方

□セルフケア
仕事や家事育児が忙しくても、まずは自分自身の心と体の健康を大切にしましょいう。
疲れたなと感じたら、温かいお茶を飲んでリラックスしましょう。

□コミュニケーションを取る
家族や友人など周りの人とのコミュニケーションを取りましょう。
ネガティブになっている時こそ、不安や悩みを共有し、溜め込まないようにしましょう。

□理解する
プレ更年期や更年期に対して、理解をしましょう。
不調で思うようにいかなくても、マイナスに考えることはありません。
プレ更年期とは、更年期とは何かを理解し、自分に合った過ごし方や対処法を見つけることが重要です。

□サポートグループや友人との交流
同じ症状を持つ人同士で、情報交換や交流を深めるのもいいかもしれません。
共感し励ましあえる仲間がいることで、一人ではないと感じます。

これらの対策や過ごし方を実践することで、症状の緩和や心身の健康の維持にも繋がります。

今はサプリも数多く販売されているので、興味のある方は検索してみてくださいね。

【さいごに】

今回は心と体の不調、プレ更年期についてご紹介しました。
以前と違う心と体の変化には戸惑いますよね。
自分でも理由が分からない場合も多く、悩んでしまうかもしれません。

1人で抱え込もうとせず、周りの人たちからのサポートも大切です。
こういった症状が起こるかもしれないと分かるだけで、その時になったらスムーズに対応できると思います。

自然に起こることだとお話しましたが、できれば毎日楽しく過ごしたいですよね。
今からできること、なった時にどうするかを今一度考えて、笑顔で過ごしていきましょう!

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