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【それってどんな症状?】女性の不調「PMS」について

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天気の良い日が続き、薄着で外に出かける機会が増えましたね。
雨の日やどんよりした重い空気の日が苦手な私にとっては過ごしやすい季節になってきました。

季節や天候により、体調を崩しやすい人もいるかと思います。
今回はそんな体や心の不調、「PMS」についてお話していきます。

目次
・PMSの起こる時期
・PMSの症状
・ストレスや生活習慣による影響
・なりやすい人
・年々ひどくなってきたと感じる人
・PMSの症状に対処する方法
 ー食事や運動
 ーサプリメントやハーブ
 ーリラクゼーション
・PMSを理解する

・さいごに

【PMSの起こる時期】

PMSとは「premenstrual syndrome」の略称であり、月経前症候群とも呼ばれます。
これは定期的に訪れる月経前に約3日〜10日間ほど続く、精神的・肉体的の不調や症状の総称です。
通常は月経が開始されると、症状が軽減して消滅するとされています。

イライラしたり、なんだか不安になるなんて思っていると生理がきた、なんてことも思い当たる方もいるのではないでしょうか。

それはPMSかもしれません。

【PMSの症状】

それではPMSの症状は具体的にはどんなものがあるのでしょうか。
フィジカル面とメンタル面に分けて項目をあげてみます。

フィジカル面

・乳房の張りや痛み
・腹痛
・腰痛
・頭痛
・むくみ
・疲労感 etc…

メンタル面

・イライラ
・気分の浮き沈み
・抑うつ気分
・不安
・集中力の低下 etc…

上記のように、フィジカル面やメンタル面にはこのような症状が現れる場合があります。
しかし、これはすべての人に表れるわけではなく、個人差があります。

【ストレスや生活習慣が与える影響】

PMSは排卵が起こることで、ホルモンバランスが大きく変動することが原因ではないかとされています。
ですが、それだけではなく日頃のストレスや生活習慣によっても影響されると考えられています。

ストレスや不健康な生活習慣はPMSの症状を悪化させてしまう場合があります。
また、PMSの症状がストレスを増加させてしまうこともあります。

ストレスを受けるとホルモンを分泌する体の部位がうまく動かなくなってしまいます。
こうした原因も、ホルモンバランスの乱れに繋がってしまうのです。

乱れた生活習慣はホルモンバランスに悪影響を与え、PMS症状を悪化させる原因にもなります。

【加齢とPMSの関連性】

なりやすい人と記述しましたが、PMSの症状やつらさは人それぞれ違います。
気にならない程度の人もいれば、症状が重い人もいます。

体質や遺伝的なものもありますが、日常生活での要因は対策・改善ができることもあります。

個人差はありますが、以下のような人はPMSになりやすいかもしれません。

・ストレスが高い人
・不規則な生活をしている人
・栄養不足の人
・遺伝的な要因
・精神的な要因

体調や生活習慣の見直しは予防や改善にもつながるので、今一度振り返ってみるといいかもしれません。

【年々ひどくなってきたと感じる人】

以前はそんなに意識していなかったのに、年々症状がひどくなってきたと感じる人はいらっしゃいますか?
加齢とともにPMSの症状が悪化する方もいます。

更年期など女性ホルモンの変動が激しくなることで、PMSの症状も変化しひどくなってしまうとされています。
閉経後は月経が停止するため、PMSはなくなります。

年齢とともにPMS症状がひどくなってきたと感じる人は、このような体の変化が原因かもしれません。

【PMSの症状に対処する方法】

ここではそんなPMSの症状を緩和、予防する方法をご紹介します。

食事や運動

■食事バランスを見直す

偏った食事はホルモンバランスも乱してしまいます。
また、朝食を抜くなどもPMSの症状に関わってきます。

極端に甘い物、塩っ気の多い物ばかり摂るなどは症状を悪化させてしまう恐れがあるため、注意しましょう。

PMSの症状緩和だけでなく、健康や美容にもつながってきますので、普段の食事がおろそかになっている方は、まずはここから改善していきましょう。

■カフェインやアルコールの摂取を控える

コーヒーなどカフェインを摂取する方も多いかと思いますが、摂りすぎには気をつけましょう。
アルコールも摂りすぎは症状悪化につながりますので、要注意です。

サプリメントやハーブ

「PMS サプリメント」などで検索すると、多くの商品がヒットしてきます。

普段から手軽に整えていける手段の1つとして、サプリメントを摂取することも良いでしょう。

また、ハーブティーなどもおすすめされています。
栄養素が豊富に含まれていて、血流を改善してくれるハーブや、体のバランスを整えてくれるハーブなどもあります。
それらが配合されたハーブティーを摂取することで、美味しく多くの要素を取り込むことができ、PMSの緩和にもつながります。

ラズベリーリーフやローズ系は女性の生理に役立つ成分が含まれているので、要チェックです。
現在飲まれているハーブティーの材料を確認してみたり、これから購入する人は成分にも注目してみるといいかもしれません。

リラクゼーション

普段からできるストレスの解消法、そして心をリラックスさせる方法をご紹介します。

■深呼吸
深呼吸にはリラクゼーション効果があるとされています。
ゆっくりと深く息を吸い込み、ゆっくりと息を吐くことを繰り返すと、心が落ち着きます。
イライラしてしまう時や余裕がない時ほど、深呼吸をしてみましょう。

■ヨガや瞑想
ヨガや瞑想は心と体の緊張をほぐしてくれ、ストレスを軽減してくれます。
激しい形もありますが、ゆっくりと時間をかけていくスタイルがおすすめです。

下記別記事でもヨガについて取り上げてますので、参考程度にご覧ください。

■マッサージ
筋肉の緊張をほぐしてくれます。
腹部や腰部分、骨盤周りの筋肉をほぐすことで、生理痛を軽減する効果もあるそうです。
あまり力を込めすぎないよう注意して行いましょう。

お店でプロの方に施術していただくと、リラックスできてより効果的です。

【PMSを理解する】

普段は気にならないようなことでイライラしてしまう。
理由はないけど悲しくなったり、不安になってしまう。
体調もすぐれない。

こんな時、普段と違う思い通りにいかない自分に戸惑ってしまいますよね。
原因もはっきりしないと、もやもやしたままで解決もできません。

毎月重い症状が出る場合など、つらい時は無理せずに病院を受診しましょう。
原因が分かれば、対処もしやすくなり、何より心が少し軽くなることでしょう。

そして、普段の生活を見直したり、サプリやハーブティーなど日常生活に取り入れることで症状は軽くなっていくと思います。
もちろん、自分に合った方法で続けてくださいね。

【さいごに】

今回はPMSについてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。
できるだけマイナスな時間は減らしたいですよね。
今回の記事で取り組めそうなことがあれば、ぜひ普段から実践してみてください。

笑顔で過ごせる日々が続くように、頑張っていきましょう!

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