【曇りの日も警戒!】紫外線対策で肌を守ろう

日中は20度前後の気温の日が増え、太陽の日差しが強い日も増えました。
天気は良いが日焼け止めはまだいらないだろうと甘く考えていた先々週、私は腕と足を見事に日焼けしました。
なんだか肌が真っ赤だし、ヒリヒリと痛みがすると感じた時、日焼けをしたのだと気付きました。
帽子を被っていたため顔の日焼けは避けられましたが、シミを作る原因にもなったりと紫外線はとても厄介です。
今回はそんな紫外線についてのお話をしていきます。
日焼けは肌へダメージを与え、後々響いてくるものです。
将来後悔しないために、対策や対処法を知っておきましょう。
目次
・紫外線の種類とその影響
・紫外線がもたらすリスク
・スキンケアでの対策
・紫外線対策と食生活
・日常生活での紫外線対策
・紫外線のダメージのケア
・さいごに
【紫外線の種類とその影響】

はじめに、紫外線といっても種類があることを知っていますでしょうか。
紫外線とは太陽光のうちの1つであり、波長の長さによってさらに3種類に分けられます。
1つずつ紹介していきます。
UVA
日焼け止めなどで販売されている商品に、「UVA」と記載されているのを見たことがあるのではないでしょうか。
UVAは他より長めの波長で、そのほとんどが地表に届きます。割合としては9割ほどです。
太陽の光が弱い日や、窓越しでも到達してしまいます。
曇りの日でも紫外線には注意とよく聞きますが、上記のようなことが原因となっています。
UVAは真皮膚にまで浸透するため、皮膚の色素沈着やシミの原因にもなります。
UVB
UVAより波長は短く、地表に届く紫外線の約1割ほどを占めています。
日中や晴れた日に特に強くなるため、そんな日は注意が必要です。
UVBは肌の表面の皮膚に作用し、肌を赤くしてしまう炎症を起こします。
この炎症はサンバーンと呼ばれています。
肌を赤くするほか、シミやそばかすの原因にもなります。
UVC
波長はUVAやUVBより短く、大気圏のオゾン層でほとんど100%が吸収されるため、地表には到達しません。
基本的に人間の肌へ当たることはありませんが、肌に当たると皮膚がんなど有害なものになります。
紫外線にも種類があり、私たちの皮膚に様々な影響を与えることが分かりました。
肌を守るためにも、できる限りの対策が必要になります。
【紫外線がもたらすリスク】

改めて、紫外線は私たちにどんなリスクを与えるのでしょうか。
皮膚の老化
先ほどもご紹介した紫外線UVAは皮膚の真まで届くため、コラーゲンやエラスチンを変化させてしまいます。
これにより、シワ・シミ・たるみ・色素沈着などの症状を起こし、長期にわたり進行させます。
すぐに上記の症状が出なくても、時間をかけて症状が現れます。
対策をしっかりしないと、後々影響が出てしまうかもしれません。
皮膚がん
紫外線がDNAを傷つけ、遺伝子変異を起こしてしまうことで、皮膚がんのリスクを高めると言われています。
「メラノーマ」などは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
炎症
日焼けをすると赤くなり、ヒリヒリと火傷のような痛みが起こる方もいるのではないでしょうか。
紫外線により皮膚が炎症してしまうこともあります。
ただ、こちらは個人差があるようです。
眼の損傷
太陽を直視してはいけないと教えられた記憶がありますが、紫外線も長期的に目に浴び続けることで、眼を傷つけてしまいます。
症状としては結膜炎や白内障、角膜炎などがあります。
免疫力の低下
過剰な紫外線の摂取は皮膚の免疫機能を下げてしまう可能性があります。
免疫力が下がることで、感染症や皮膚病などのリスクが高まることがあります。
シミやそばかすなど、目に見える症状だけでなく、健康的にもリスクがあるのですね。
【スキンケアでの対策】

様々な影響をもたらす紫外線ですが、普段からの対策が重要です。
まずはスキンケアでの対策をご紹介します。
日焼け止め
日焼け止めにもたくさんの種類がありますが、外にいる時間やシーンに合わせて選びましょう。
日焼け止めの効果もある化粧の下地などもあるので、肌に合うものがよいでしょう。
ムラにならないよう肌全体にしっかりと塗布していきます。
一度だけでなく重ね塗りをすることで効果が持続するため、外出さきでも2〜3時間毎に再度塗るなどするとよいでしょう。
また、顔に塗る際は洗顔し、化粧水や乳液など普段のスキンケアで肌を整えた後に日焼け止め→化粧下地の順番がベストです。
乾燥した肌よりも清潔で潤いがある肌の方が、浸透しやすいです。
汗をかいてしまった場合は、塗りなおしを忘れないようにしましょう。
保湿ケア・アフターケア
紫外線は肌の水分を奪って乾燥を引き起こしてしまうことがあります。
保湿ケアをしっかり行うことで、肌の水分のバランスを整えましょう。
クレンジング
1日の終わりは、しっかりと日焼け止めや汚れを落としましょう。
肌に詰まった汚れは肌荒れやシミなどの原因になります。
紫外線対策をしていても、ここを怠ると効果も薄れてしまいます。

【紫外線対策と食生活】

普段の食事から、肌へのダメージを軽減・抵抗してくれる働きをしてくれる栄養素を取り入れることで、紫外線への対策ができます。
ビタミンC
抗酸化作用があるので、紫外線による酸化のストレスを減らしてコラーゲンの作成を促進してくれます。
肌に潤いを与えるだけでなく、シミの原因のメラニンという成分の生成をおさえてくれる効果が期待されています。
主な食材:ブロッコリーやキウイ、イチゴ、パプリカなど
ビタミンCについては下記記事もご覧ください。
ビタミンE
抗酸化作用により、紫外線による皮膚の損傷を防いでくれる効果が期待されます。
肌のターンオーバーを促進してくれるので、肌の劣化を防ぎます。
主な食材:アーモンド、卵、ヒマワリの種など
ビタミンA
抗酸化作用により、皮膚の修復をサポートしてくれて免疫力を向上させてくれます。
主な食材:かぼちゃ、ニンジン、モロヘイヤなど
ポリフェノール
抗酸化作用が高く、紫外線による酸化のストレスを減らしてコラーゲンの作成を促進ししてくれます。
主な食材:アサイー、ブルーベリーなど
上記に限らずバランスの良い食事を心がけることで、紫外線対策をサポートします。
外側だけでなく体の内側からのケアも大切です。
【日常生活での紫外線対策】

スキンケアでの対策をご紹介しましたが、日常の生活からできる対策もご紹介します。
紫外線対策のアクセサリー使用
外出時には帽子やサングラス、日傘を使用することをおすすめします。
帽子はつばがあるものを被ることで顔だけでなく、見落としがちな首も守ってくれます。
頭も日焼けするため、日傘や帽子はマストアイテムです。
サングラスはUVカット機能があるものを着用することで、紫外線から目の保護にも役立ちます。
紫外線が強い時間帯を避ける
日中太陽が高い時間帯(10:00〜14:00)は紫外線が最も強くなります。
天気が良い日は思わず散歩や外出がしたくなりますが、日陰を歩いたり日傘をさしたりと対策は必要です。
服装
肌の露出をなるべく避けるため、アームガードなども便利です。
UVカット機能のある衣類も販売されているため、活用してみてもいいかもしれません。
肌を出すときは日焼け止めを忘れず塗りましょう。

【紫外線のダメージのケア】

対策をしていても、思いがけず紫外線を浴びてしまうこともあると思います。
そのため、ダメージケアも大切になります。
肌を守り修復するための重要なものになります。
アフタースキンケア商品の使用
日焼けの後にはアフタースキンケア商品の使用をおすすめします。
私も日焼けをしてしまった後、アロエ成分のジェルで保湿を行いました。
炎症してしまった肌を冷やし、保湿することで肌を修復します。
乾燥も軽減できるので、ぜひ使用してみてください。
保湿クリームや化粧水の使用
紫外線は肌の水分を奪って乾燥を引き起こすことがあります。
いつもより念入りに保湿をしていきましょう。
対策とも重複しますが、ビタミンCやビタミンEなど肌を守ってくれる成分を摂取することなど、食事も少し意識してみましょう。
【さいごに】
今回は紫外線についてご紹介しました。
大型連休に入り、お出かけする人も増えてきたと思います。
ダメージが蓄積されることで、将来的にシミやそばかすになってしまうので、未来の自分の肌を守るため、今から対策を万全にしていきましょう!
