【皮にも魅力がたくさん?】みかんの健康と美容をご紹介

今回は冬の果物と言ったらこれ、「みかん」についてご紹介します。
香りも良くて甘酸っぱくて美味しいみかんですが、食べると良いことが起こるのはご存じですか?
皮もついつい捨ててしまいがちですが、その皮にも素敵な魅力があるんです。
私はみかんが果物の中で1番好きなので、魅力をたっぷりお伝えします!
目次
・みかんの季節と種類
・食べると健康になる?
・みかんは美容にいいの?
・みかんの皮について
ー摂取方法
ーおすすめの摂取方法
・食べすぎはあまり良くない?
・さいごに
【みかんの季節と種類】

「こたつにみかん」なんてイメージの強いみかんですが、美味しい季節や旬はいつなのでしょうか。
寒くなってきたころ、いつの間にかスーパーにはたくさんのみかんが並んでいますよね。
種類も1つ2つではないため、何がいいのか選ぶのも悩んでしまいます。
読み方がちょっと難しいですが、種類も簡単に説明していきます。
(ちなみに私は初見では読めませんでした)
■極早生みかん(ごくわせみかん)
収穫時期:9月~10月
見た目:皮は緑と黄色が混ざったような色
味:甘味が少なく酸っぱい方が強い
その他:外側の皮は薄く剝きやすくて食べやすい
■早生みかん(わせみかん)
収穫時期:10月中旬~12月中旬
見た目:黄色とオレンジの間のような色
味:甘味と酸味のバランスが良くて、果汁もたっぷり
その他:果肉を包む皮が薄くて食べやすい
■中生みかん(なかてみかん)
収穫時期:11月中旬~12月下旬
見た目:皮はオレンジ色になる
味:甘さがしっかりしていて濃厚
その他:外の皮は剥きやすくて食べやすい
■晩生みかん(おくてみかん)
収穫時期:12月中旬から収穫し、貯蔵期間を経て市場へ
見た目:皮は濃いオレンジ色
味:甘味に濃くが出て果汁もたっぷり
その他:外の皮も厚みがあり、果肉も厚い
これ以外にも「夏みかん」と呼ばれるみかんもありますね。
冬のみかんだけでも時期によって名前が違うんです。
【みかんを食べると健康になる?】

お手頃に食べられるみかんですが、健康とは何か繋がりがあるのでしょうか。
みかんに含まれる成分で豊富なものは、ビタミンC、β(ベータ)-クリプトキサンチン、ペクチンなどがあります。
特にβ-クリプトキサンチンは、骨の健康を保ち丈夫にし、骨粗しょう症のリスクを下げてくれることに期待がされています。
また、ペクチンという食物繊維の一種はコレステロールの吸収を抑えたり、腸内環境を整える働きで便秘などにも効果的だそうです。
何気なく食べていたみかんですが、健康との繋がりもあったのですね。


【みかんは美容にも効果あり?】

先ほどみかんにはビタミンCが豊富だとお話ししました。
下記別記事でも取り上げましたが、ビタミンCはコラーゲンを作るのに欠かせない成分となっています。
肌にハリを与えてくれて、シミやしわの原因となるメラニンを作りづらくしてくれる働きがあります。
美味しさもあり、健康や美容にも効果が期待できるなんて、一石三鳥な果物です。
【みかんの皮にも効果が?】

果物の皮は捨ててしまいますよね。
ここまではみかんの中身についての成分をご紹介してきましたが、ここではみかんの「外皮」のお話をします。
昔私も漫画かアニメか、何かで見た覚えがあるのですが、「みかんの皮をお風呂に浮かべる」。
そんなシーンがあったような気がします。
それにはどんな意味があったのか?
まず、みかんの皮には「ヘスペリジン」というポリフェノールの一種が含まれています。
みかんやはっさくなどの柑橘類に多く含まれているそうです。
このヘスペリジンは、毛細血管を強くしてくれて、血流を改善する効果を持つそうです。
血流改善は様々なことにメリットがあります。
・血色が良く見える
・冷えの解消
・めまいや不眠などの不安解消
・肌や髪にツヤが出る etc…
普段は捨ててしまうみかんの皮に、こんな効果があるのですね。
冒頭の「みかんの皮をお風呂に入れる」話ですが、上記のことから身体を温め湯冷めしにくくしてくれるという意味があったそうです。
ただ、そうはいってもお風呂に直接浮かべるのは抵抗があるかなと思います。
捨ててしまうみかんの皮の成分の摂取方法をご紹介していきます。
【みかんの皮の摂取方法】

みかんの皮はどんな摂取方法があるのでしょうか。
実と一緒にいただくのであれば、ジャムなどが一般的です。
みかんを丸ごと使えて美味しいので、少し手間はありますが良い方法です。
ドライフルーツはコンビニなどでも見かけますね。
また、みかんの皮を乾燥させた「陳皮(ちんぴ)」というものもあります。
陳皮はそのまま入浴の際に湯船に入れることや、粉末状にして料理に使用したり、お茶などに入れて摂取することもあるそうです。
さわやかな柑橘系の香りがありますが、少し苦みがあるためスパイスとして使用されます。
乾燥まではできても粉末にするのはやや面倒ですが、ネットで粉末状になった陳皮を販売しているので、簡単に手に入ります。


【おすすめの摂取方法】

ここで、みかんの皮のおすすめの摂り方をご紹介します。
私がおすすめするのは、みかんの皮が材料に含まれているハーブティーです。
料理を作らなくてもお湯を入れるだけで美味しく効果もいただけるのは、面倒くさがりの私にはぴったりでした。
簡単、美味しい、1つの成分だけでなく複数一気に摂取できるので、とてもおすすめです♪
普段ハーブティーを飲んでいる方も、試してみようと思う方も、どんな材料が使われているのか見てみるのも楽しいかもしれません。
【みかんの食べすぎは良くない?】

ここまで、みかんとその皮についてお話してきました。
丸ごと栄養や健康面・美容面に効果が期待でき、そして何より美味しいからと食べ過ぎてしまうのはあまり良くありません。
1日のみかんの摂取量は、大体2〜3個が良いとされています。
大きさにもよりますが、このくらいです。
みかんの食べすぎにより、手が黄色くなってしまったりお腹を下してしまう可能性があります。
私もみかんが大好きで箱買いして食べ続けていたら、見事にお腹を痛めました。。。
みなさんもほどほどに楽しんでください。
【さいごに】

今回はみかんについてご紹介してきました。
みなさんも知らなかった事実があったのではないでしょうか?
特に果物が好きな方や普段から食べる方は、その果物にどんな成分があって、どんな効果をもたらしてくれるのかなど、調べてみると良いかもしれません。
自分の知識が広がるだけでなく、健康や美容にも繋がりますね。
楽しみながら健康と美しさを手に入れていきましょう!

